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HSPは社会不適合者なのか~適応障害を経て気づいたこと

皆さん、こんばんは♡

もう少しで11月も終わりますが、いかがお過ごしですか?

わたしは大好きなクリスマスシーズンが近づいているのでわくわくしながらも、

もう今年が終わるのか~とぼちぼち1年の振り返りを始めています☺️

今日はHSPは社会不適合者なの?という少し重めなタイトルです(笑)

なぜこのタイトルにしたかというと、わたし自身が自分に対して「わたしって社会不適合者なんだろうなぁ」と、長い間思い続けてきたからです。

もし読んでくださっているあなたが、同じように感じ、悩んでいるのなら、何か少しでもあなたの心を軽くする良い気づきがあればとても嬉しく思います。

自分は社会不適合者なのではないかという気づき

HSPという特性を知ったのはまだほんの2年程前のことですが、自分がHSP気質であるということを認識するよりずっと前から、自分は社会不適合者なのではないかと思い続けていました。

自分でも引いてしまうぐらい繊細で、ささいなことを永遠に引きずってしまうこと

周りの刺激に敏感すぎるということ

そんな自分の感覚・感情がほかの人とは少し違うということ

そしてついには適応障害になって働けなくなったこと

いわゆる世間一般的な人たちと同じペースで同じように行動したり、仕事で活躍したりということが自分にはとてもハードルが高いものであるという感覚が、年を重ねるにつれ、また社会の中で生きるということを経験することで強くなっていきました。

「組織」が苦手な理由

特に苦手だと感じてしまうのは「組織」の中で生活することです。

2年も続かなかった事務職員時代は、1フロアに約80人ほどいる環境で働いていました。

ごくごく一般的な光景だと思うのですが、周りの人の会話や視線が常に気になってしまい、お客様と電話で話す際にも話の内容を聞かれているのではないか、そんなことを気にしてしまい、常に居心地の悪さを感じていました。

『周りのことなんて気にしなくていいじゃない』 

そうできることならどれだけ楽なんだろう…と自分でも思っていましたが、どうしても身体が反応してしまうのです。

自分以外のことにあっちこっちと常にアンテナが張ってしまっている状態だったので、1日の終わりには疲労感がひどくありました。

仕事をやり切った~!と感じられればまだよいのですが、自分の力を発揮できたという感覚になったことはほとんどなく、達成感も感じられないまま、ただ出勤するだけでぐったりと疲れてしまう。その無力感のようなものが一番ストレスでした。

もっと個人が自由に、自分のペースで、やるべきことを責任を持ってやっていく、そんな環境で、自分の力を発揮できたらいいのになぁと感じていました。

会社に縛られているという感覚

転職後、シフト制の職場で働いていた時のこと。

繁忙期のある職種だったため、どうしても忙しい時期は休みの希望など出せるわけもなく、繁忙期でなくても他の人の様子や上司の顔色をうかがいながら、月に1回希望を出せるか出せないかそんな職場環境でした。

休みがとりにくいという状況も、自分が会社という組織に縛られている感覚をかなり強めることとなり、わたしにとって大きなストレスになっていました。

誰かに縛られることなく、自分のペースで働きたい、そう強く思うようになりました。

組織での人間関係

そして、人間関係です。

組織の中にだれか不機嫌な人がいたり、心無い言葉を投げかけあっている人が近くにいると、

その人たちのことが気になってしまい、自分の仕事に集中できないことがしょっちゅうありました。

あの人とあの人は仲が良くないんだな。あの人はきっと今こんな不満を抱えているんだろうな。などと、

無意識に周りの人の顔色を伺い、感じ取ってしまう癖がありました。

皆が心地よく、感謝とリスペクトをもちながら働いている環境ならばよいのですが、残念ながらそんな組織をこれまで経験したことがありませんでした。

適応障害を経験したこと

新卒で入社した会社で適応障害になりました。

原因は自分のキャパを超える多くの業務を抱え、やってもやっても終わらない残業の毎日であったことと、人間関係によるストレスからくるものでした。

頭では、早くこの仕事を終わらせたい!早く会社に行って仕事をしなくちゃ!と必死になっていたのですが、

いつの間にか心と身体が悲鳴を上げていました。

自分の心の声を無視し続けてしまったことで、心を置いてけぼりにしていました。

今思うと、本当に危なかったなと感じます。

会社を辞める決断をしただけで、びっくりするほど身体がみるみるうちに元気になっていきました。

身体がもう無理だよ!とメッセージを伝えてくれたことに、今は心から感謝しています。

ありのままの自分で生きていく

まだまだエピソードはたくさんあるのですが、これらを経て、自然と自分は組織に属するのは向いていないんだ。

そう気づき始めました。

そして、ある時ネットで見つけたHSPカウンセラーの方にセッションをお願いしてみました。

そのカウンセラーの方が、「HSPさんは環境さえ変えれば自分の力を最大限に発揮して、楽しく働き続けることができるよ!あなたの感性は素晴らしいよ!」 とおっしゃってくださいました。

世の中のペースに合わせられない自分が悪い、

自分を変えなくてはならない、

周りに合わせられない自分はわがままだ、

そう思ってきたわたしにとって、「これまで選んできた環境が私には合わなかっただけなんだ」という気づきは本当に嬉しく、暗闇に光が差したように感じました。

自分が社会不適合者なのではないかといったことはもはやどうでもよくなっていきました。

ありのままの自分を大切に、いつまでも生き生きと楽しく心豊かに暮らす 

これを自分のモットーに掲げて、

自分の居心地の良い環境は自分で作っていくんだ!と覚悟が決まりました。

いまもまだ、理想の生き方に向かって日々試行錯誤している最中ではありますが、

自分の人生に絶望を感じることなく、ありのままの自分の感性を大切にできていること、

好きなものを存分に味わいながら生きている今が本当に幸せです。

だから、あなたも絶対に大丈夫です。

自分らしく生きていくことをあきらめないでください。

あなたにとって居心地の良い環境をあなたが作れることをわたしは知っています。

自分の心の声に耳を傾けて、「いまここにいる自分」を心地良くさせてあげることを考えてあげてくださいね。

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